新鮮素材を-40℃急速冷凍=最高品質
当店の加工品は、まず第一に品質が違います。
例えば、当店の主力商品である『白イカ剥き身』については、船で釣り上げた時点で適切な処理を行い、水揚げ後そのまま加工場で加工されます。
写真を良く見てください、うっすら解凍した状態ですが、透き通っているのが分かりますでしょうか?
透き通っている=保護色が機能している=細胞が生きている状態=最高品質の証拠です。
イカの真空冷凍商品はいくつもありますが、ほとんどが解凍後に白い=鮮度が落ちてきているもので、透き通っている品質のものは99.9%無い(自社調べ)と思います。
鮮度の良い状態で加工した物は解凍後も触感に弾力があり、旨味が濃すぎない、すっきりとした上品な味わいです。
(株)テクニカンの特許技術『凍眠』で冷凍
当店の加工品は、生産者自身が、水揚げ後そのまま細胞が生きた状態の物を、翌朝までに処理して真空冷凍しています。
冷凍方法については、株式会社テクニカン「凍眠」を導入。その技術を応用し、独自の-40℃液体冷凍も行っております。
冷凍だからといって品質が悪い訳ではありません。
細胞組織を壊さず冷凍しておりますので、解凍後も限りなく生に近い食感です。
水揚げ後高鮮度の状態で冷凍しておりますので、類似品は多々ありますが、それらの中でも最高品質と自負しております
鮮度の良い状態で加工した物は解凍後も触感に弾力があり、旨味が濃すぎない、すっきりとした上品な味わいです。
加工品には厳選した調味料のみを使用
魚の仕立てには、地元鳥取の「お嬢サバ」というブランド鯖の養殖に使用される『地下海水』を使用。
地下深いところでとれる海水で、プランクトンや寄生虫など余計なものが濾過されており、塩分濃度も3%以下で丁度良い塩梅、魚の味がはっきり出ます。
また、味噌、酢、醤油、砂糖、みりん、酒かす、など調味料は、全国各地より自身で厳選した「無添加」「古式製法」「長期熟成」のみを使用。
塩麴については完全自家製(継ぎ足して現在6年目)です。
■使用調味料
塩:鳥取県網代港地下300mの地下海水、藻塩、自家製塩麴、
みりん:元祖九重桜(愛知)、三州三河(愛知)
醤油:湯浅(和歌山)、大徳(養父)、正金(小豆島)
酢:雑賀(富山)玉姫(京都)、今川(金沢)
砂糖:わりと普通のもの
味噌:山利(京都)、九重(滋賀)、山吹(長野)、萬年(長野)
酒粕:日置桜(鳥取)、諏訪(鳥取)、萬乗(愛知)、玉川(京都)
市販の同一製品とは全く異なります
当店の製品は、市販される同一加工品と比較すると相当高値となっております。
これは、「厳選した素材のみ」を使用し「厳選した調味料のみ」で「素材の味を引き出す塩梅」で加工したことに起因するものです。
ほとんどの加工品は、「冷凍の海外魚」に「旨味や添加物」で「味を加え」て、「パートさん」が「大量生産」しています。
実は小規模生産の場合も、塩干物以外で原材料/調味料にこだわるところはほとんどありません。
家族、従業員、商売を維持する為には、綺麗事だけでは成立しないものですし、それらの製品が日本の食卓を支えていることは事実です。
そうして大量生産→「安く買えるようにしなければ、ほとんどの人は魚を買わなくなってしまう」というのが日本の食卓現状です。否定はしません。
むしろ、そういう製造者のみなさまの方が遥か世の中に貢献しておられ、尊敬しております。
綺麗言だけの私は心疚しいとさえ感じております。ただ、「魚の味を活かした真っ当なものを作りたい。」というのが、当店の存在意義です。
そのため、高価となり少量ずつしか生産できませんが、調理/加工はすべて私自身で行っておりますので品質は保証致します。